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第4章 嫁を粗末にしたあとの代償（つけ）

「ひさと!!まりえさんと婚約者の男性と国際ホテルのスタッフさんの前で土下座をしてあやまれ!!あやまれと言うのが聞こえないのか!!ひさと!!」

(ガツーン!!ガツーン!!ガツーン!!)

かつのりは、ひさとの耳を力を込めて殴り付けたのでありました。

それでもひさとが言うことを聞かなかったので、かつのりはひさとを倒した後に、むちゃくちゃになってひさとをけとばして、まりえと婚約者の男性と国際ホテルのスタッフさんたちにあやまれと命令を下していました。

かすみは、冷めた目付きでひさとを見つめていましたので動きませんでした。

かつのりは、ひさとを起こした後に頭をつかんでまりえと婚約者の男性で国際ホテルのスタッフさんに土下座をさせてあやまらせていました。

「ひさと!!あやまれ!!オラあやまれ!!まりえさん、(婚約者の男性)さん…国際ホテルのスタッフさん…ごめんなさい…まりえさんには会いません…(婚約者の男性)さん…息子は反省しているのだよ…許してください…この通り…ひさと!!その目付きは何や!!ひさと!!」

(ガーン!!)

かつのりは、ひさとの左目をグーで力を込めて殴ってつぶした後に、さらにむちゃくちゃになりましてひさとを殴り付けてしまいました。

ボロボロに傷ついてしまったひさとは、家に帰った後にかすみから『おとーさんがよしと言うまではキンシンしていなさい!!』ときつい声で言われたので、気持ちがイシュクしてしまいました。

ひさとは、次の日から部屋の中にこもりきりになってしまったことから、無気力状態におちいってしまったのでありました。

ごはんの時間になっても部屋から出てこない…かすみが呼び掛けても『やかましいオドレ!!』と怒鳴り散らすばかりでありましたので、家庭内はきわめて危険な状態におちいりました。

ひさとのキンシンは、かつのりとかすみがキンシンを解くタイミングを見極めることができずに長期化してしまったので、ひさとは社会復帰をすることが完全にできなくなりました。