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黒い雨
第8章 下宿魔
「にいさん…にいさんが一方的にガーガーガーガーと言ってくるから、アタシはとてもしんどいのよ…何でアタシにばかりガーガーガーガーと言ってくるのよぉ…」
「すずね!!今オレになんて言ったのだ!!」
「あなたやめて…」
「かすみは横から入ってくるな!!」
「あなた!!」
「横から口を挟んでくるなと言うただけだ!!だまれと言ったらだまれ!!」
「にいさん…何でアタシにばかりガーガーガーガーと言ってくるのよぉ…理由を言うてよぉ…」
「けんいちろうに落ち度があるから怒っているのだ!!」
「あなた…」
「やかましいだまれ!!けんいちろうはオレたちの家をグロウするだけグロウしたのだ!!家のおカネを使って公立高校から松山大学ヘ行って、華のキャンパスライフを送って…卒業後はコネで市役所に就職をした…けんいちろうはうぬぼれているのだよ!!だから落ち度があると言っているのだ!!すずね!!オドレは自分が悪いことをしたとは思っていないみたいだな!!」
「にいさん、どうしてけんいちろうばかりをせめているのよ!!」
「いいわけばかりを言うな!!今度の休みにけんいちろうを連れてこい!!」
「にいさん…」
「すずね!!」
「あなたやめて…」
「やかましいだまれ!!けんいちろうはオレと約束をしたことをゼンゼン守っていないので、強烈な声で怒鳴らないと気がすまないのだ!!すずね!!分かっていたら返事をしろ!!」

すずねは、するどい目付きでかつのりをにらみながら『はいと言えばいいのでしょ!!』と言う表情でプンと背中を向けて家を出て行きました。

かつのりは、怒った表情で腕組みをしながら『どいつもこいつもオレのこともグロウしやがって!!』と怒っていました。
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