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第2章 切り裂かれた制服

午後３時過ぎのことでありました。

学校が終わった後に、みわこは同じクラスの女子生徒と一緒に今治駅パン屋さんにありますカフェテリアヘ行きまして、お茶をのみながらゴールデンウィーク中に楽しんだ遊びのお話をしていたのでありました。

話が盛り上がった頃でありましたが、女子生徒がみわこにこう言ってきたのでありました。

「みわこ…みわこ…」
「なあに？」
「あんた…本当に覚えがないのかしら…」
「何のことなのよ…」
「何のことって…みわこ、話を聞いていなかったのかしら…今朝、旭町のサークルKの前の歩道で…うちの女子生徒が乗っていた自転車が歩行中の男性と接触事故を起こしてしまったのよ…今朝、学校に被害を受けた男性がやって来て…ムッとした表情で先生に詰めよって行ったみたいよ…」
「そんな…アタシは違うわよ…」
「みわこ…あんたこの最近ながらスマホをしながら自転車を運転していないかしら？」
「何なのよ一体!!アタシが悪いと言いたいわけなの!?」
「そんなことは一言も言っていないわよぉ…」
「もういいわよ!!ここのお茶代払っておいて!!アタシ帰る!!」

みわこは、女子生徒にこう言った後に怒って店を飛び出して行ったのでありました。

この時でありましたが、空はどす黒い雲におおわれていましたので、大雨がふりそうな状態におちいっていたのでありました。

みわこは、急いで自転車のペダルをふみまして、急いで家に帰っていたのでありました。

みわこを襲ったもっとも恐ろしい悲劇は、旭町の大通りから旧道の左端の側道を通りまして産業道路ヘ続く市道を通りまして、産業道路ヘ向かおうとしていた時に、派手なシャツを着た男に接触してしまったのでありました。

「ごめんなさい…ああ…」

(キー!!ドスン!!)

みわこは、接触事故を起こした後に停車中のシルバーのロールスロイスにぶつかってしまったのでありました。

「ああ!!オレのロールスロイス!!」
「ごめんなさい…」
「オラオドレ!!オドレはどこの高校の生徒や!?」
「いや!!離して!!」

みわこは、派手なシャツを着た男にはがいじめにされた後に近くにあります金属リサイクル工場ヘ連れて行かれたのでありました。