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嫁の貸し出し始めました
第16章 月あかり…。
『孝は………… 私が…私はそんなつもりないんだけど、繊細な人だから… …孝のなかで、いつの間にか私が【自分には釣り合わないような嫁】って勝手に思い込むようになってるの………。 だけど、そう思わせた私が悪いの…。 …孝は…きっと私が汚されて汚されて汚されて汚されて、もっともっと汚されたの女にならないと、私と胸を張って向き合えることができないって…そう思っちゃうほど、自分で自分を追い込んじゃったんだよ。 でも、この間まで、そんなこと私に心配かけちゃだめだって思ってくれたいて… ………ひとことも弱音吐かなかったの。』
美緒はクロガネに
心のなかの孝への思いのありったけを
吐露した…。
さらに
『だから私は、孝がネトラレ君?っていうの?そんな性癖があって、お願いだからそれを満たせてくれ!って説得されたとき… ………嬉しかった。 孝と向き合えたことが嬉しかった……… …世の中の常識やモラルからは飛び出していても私は孝の望みなら叶えるもん!』
月明かりの下
美緒の覚悟が
露天風呂に響いた。
美緒はクロガネに
心のなかの孝への思いのありったけを
吐露した…。
さらに
『だから私は、孝がネトラレ君?っていうの?そんな性癖があって、お願いだからそれを満たせてくれ!って説得されたとき… ………嬉しかった。 孝と向き合えたことが嬉しかった……… …世の中の常識やモラルからは飛び出していても私は孝の望みなら叶えるもん!』
月明かりの下
美緒の覚悟が
露天風呂に響いた。