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第24章 揺れる心は突然に…。

孝は帰り道
悶々と頭のなかで
美緒の身体が
ミクリヤの醜い肥満体の身体に
ベッドの上で組み付さられ…
激しく腰を突きつけられた
眉間にシワを寄せながら
喘いでいる美緒の姿を想像しながら
電車に揺られていた…。


孝には全然自覚はなかったが
すでに孝のスボンの股間部分は
周囲から見ても
異様に膨張しているさまが
はっきりと分かるような状態になっていた…。


そんな孝の姿を
たまたま目撃していた
同じ電車の車両に乗る女性がいた…。
それが
みやべ静香であった。


彼女はその日
たまたま
買い物のために
街へ出ていたのだ…。


静香は1ヶ月と少し前
孝の自慰行為を目撃してしまった
グリーンマートのパート主婦であり
孝に密かな
欲望に似た憧れを抱く
孝と同い年の33歳…


静香は
休日に孝と偶然同じ車両に乗り込んだことに
運命を感じたように
孝に声をかけようと
車両内を移動して
孝に声をかけようとしたのだった。


しかし
声をかける直前に
孝の股間部分の隆起に気づいて
そのタイミングを失った…

と同時に
孝の股間を遠巻きに眺めながら
あの夜目撃した
孝の自慰行為が頭をよぎり
胸の鼓動を昂ぶらせていた。