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嫁の貸し出し始めました
第33章 くたびれた男…。
『はぁ………。あいつ最近、今までよりなお一層… …俺にキツく当たるようになったんじゃないか? 結婚して長くなると、旦那はこんなふうに扱われるのか? そもそもゴミは明日の朝に出すべきじゃないのか?』
その男は
両手にゴミ袋をさげて
そんなことを考えながら
ゴミ集積の場所へトボトボと歩いていた。


その男が
ゴミ集積の場所につくと
先に近所の主婦らしき女性が
ゴミだしをしていた。


彼女は背後に
その男の気配を感じて
振り向くと………

『あ………。 ウフッ…ホントはだめなんですけど、ちょっとズルしちゃいました。』と
可憐で清楚な微笑みで
その男に申しわけなさそうに
話しかけた。
唇の端にあるホクロと
唇から覗く八重歯…
そして
長いまつげが印象的な女性だった。


その男は
一瞬にしてその女性にときめいた!

いい歳して
何をドキってしてんだ俺…?
そう思ったが
彼女の人懐っこい微笑みに
『あっ。いえいえ…俺も同じこと考えてました。ゴミだしズルしちゃいました』と
鼻の下がナガク伸びていることを
実感しながら
そうその女に返事をした。


二人は微笑みあったあと
ペコリとお辞儀をして
それぞれの家へ向けて
反対方向に歩いていった。
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