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嫁の貸し出し始めました
第42章 心配する夫…。
その夜…。
孝が帰宅すると
美緒が孝の顔を見るなり

『ムロマチさんからのメール見たよね?動画も…見た?』と
申し訳なさそうな表情で
孝にそう尋ねた。


美緒は不可抗力とはいえ
ムロマチの白濁汁が…
蜜壷のなかに伝わり入ったことに
不安を覚えていた


『どうしよう…もし…妊娠しちゃっていたら……… 孝ぃ… 私、不安だよぉ…』
美緒の瞳から
伏せ目がちに床に落ちる


孝は
『美緒が…自分からムロマチにそうしてほしいって受け入れたんじゃないからね… あれは事故だよ。 …美緒、ごめんな。俺の性癖に突き合わせたから余計な心配をさせちゃったね。』と
美緒を優しくハグした。


『美緒の貸し出しを始めたのは俺だから… 美緒が…もしも妊娠しちゃっていても… …全部、オレハ受け止めるから…心配しなくていいよ。』

『本当?本当に? もしも私がムロマチさんの子どもを妊娠してても…私のこと嫌いにならない?汚らしいだらしない女なんて思わない?』

『当たり前だよ。そんなことを思うわけがないよ… 美緒は、最高の俺の嫁さんだ…。』

孝と美緒はお互いを見つめ合って
そっと唇を重ねた。

そして
その夜…


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