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嫁の貸し出し始めました
第47章 欲望の行き着く先…。
………沈黙が
孝と美緒の間に流れる………


『孝………。私はこわいの。 孝が私の貸し出しを始めてから、私…すべてが初体験の連続で… …とても無理!って最初は思っていても、最後には… …最後には…気持ちよくなってる私がいるの…。』

孝は美緒の話を
頷きながら
受け止めるように聞き続ける

『私ね…。この前、ムロマチさんに犬と交尾までさせられたとき…』
とここまで話したときに
美緒の瞳からはポロポロと涙が
溢れ出したが
美緒は話し続ける…

『私、もう人間失格って思ったの。生きてるに値しない女?そんな感じ…。もうさすがにこれで私は孝からも軽蔑の眼差しで汚いものを眺めるような目で見つめられ続けるんだろうなぁって…。    だけど、孝は私をあれからも変わらないでハグしてくれる…。 孝ぃ…私は孝との赤ちゃんがほしいよ。他の男の人には妊娠させられたくはないよぉ…。 でも、孝が望むならきっと私は孝の命令に従って、孝じゃない男の子どもを孕んでしまうと思う。 もし、そうなったときに…』

美緒は再び
沈黙をしたあと…

『今までの貸し出しプレイのときみたいに、最初は心が拒んでいても、身体が相手の男のひとの子種を求め始めても……… ………孝は…私を嫌いにならない?私は孝に嫌われるのが一番こわい。 私は孝の奥さんだから… 孝のためなら奥さんである以上なんでもできるけど、本当に本当に、絶対に孝は…私を… 嫌いにならない?何があっても………』

美緒の問いかけに
孝は

『当たり前だよ。俺のこんな厄介な本能に付き合ってくれるのは美緒しか存在しないから………』



孝は美緒をハグしながら
美緒の承諾を得た。
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