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第48章 究極のネトラレ…。

『あのぉ…。ユタカさんですよね？』
美緒の声に
一瞬ビクッと背筋を伸ばしたユタカは
背後を振り向いた。


すると
そこには
あのゴミ捨て場で出会ってから
ユタカの心を虜にしていた
倉本さんちの美緒が
微笑んで立っていた。


えっ？ええっ？！
なんで俺の前に倉本さんちの…美緒さんが…いるんだ？

………？　えっ？も、も、もしかしてっ！？

そんなユタカの困惑した表情に
美緒は優しく
『どうやら、私がユタカさんのお気に入りのブログの美緒だったようです。　ｱﾊｯ…びっくりしましたか？びっくりしますよね…。』と
囁いたあと
そっとユタカに手を差し出した

ユタカは美緒の手をそっと
握ってソファから立ち上がった

『実は…　美緒さんとブログの美緒さんが…似てるなぁとは思っていたんだけど…　まさか…まさか同一人物とは…　だって、本物の美緒さん…倉本さんちの奥さんが、あんなに淫らなことするような奥さんには思えなかったから』と
ユタカは
顔を紅潮させながらそう答えた。


『ねえ…。今日が最後の私の貸し出しなの…。タカシから聞いてると思うけど、私を…どうか妊娠させてね…。　ユタカさんは優しそうだから、私　嬉しいんですよ…。』
美緒はそうユタカの顔に
甘い吐息がかかるほど
顔を近づけて囁いたあと…

『早く　お部屋…行きましょ。ねッ…。』と
ユタカに寄り添って
美緒はフロントでチェックインを始めた。