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せめて、今夜だけ…
第14章 火花
しかも、まるで恋人のように腕を組まれてしまっている。
先輩の彼氏でもないのに、このシチュエーションはどうなんだろう。
しかもここはBijouxの側。
Bijouxの奴らに見られでもしたらどんな噂が立つか。
そんな俺をよそに先輩は楽しげにはしゃいでいる。

「明日が日曜日ならな~、もう一軒行けたのにな~」


まぁ、いいか。
この時間ならBijouxの奴らも家に帰ってるだろうし、先輩も酔っ払ってるみたいだし、明日には忘れてるだろう。
酔っ払って千鳥足になってる先輩に肩を貸してると思えば。

「ほら、先輩。ちゃんと歩かないと転びますよ」






しかし、そんな俺の背中に聞こえて来た声。
それは、まるで…、破滅を告げる声。
ずっと…、ずっと避けていたつもりだったのに…。









――――「あれ?安西さんと魚塚さんじゃないですか!」










ドクンッ…。








その声が聞こえた瞬間、さっきまでの酔いが一気に覚めていく。
と、同時に、足元に大きな穴が開いたかのようにフラつく。

心臓が痛い…。







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