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せめて、今夜だけ…
第20章 傷ついた鱗
「ったく。何かわかったら連絡するわ」
「ありがとうございます」
もう、誰にも遠慮しなくていいんだ。
俺は堂々と魚月を愛せるんだ。
例え俺の片思いでも、誰にも遠慮しなくていいという事がこんなにも嬉しい。
そして、魚月が誰かのものじゃなくなったということが…。
ニコリと笑った先輩は部屋を後にした。
先輩とはこれで終わりじゃない。
また1から、いい友人になれればいい。
俺の中で先輩は、ある意味ずっと特別な人だ。
「はぁ、大人になんて、ならなくてよかったのに―――――…」
「ありがとうございます」
もう、誰にも遠慮しなくていいんだ。
俺は堂々と魚月を愛せるんだ。
例え俺の片思いでも、誰にも遠慮しなくていいという事がこんなにも嬉しい。
そして、魚月が誰かのものじゃなくなったということが…。
ニコリと笑った先輩は部屋を後にした。
先輩とはこれで終わりじゃない。
また1から、いい友人になれればいい。
俺の中で先輩は、ある意味ずっと特別な人だ。
「はぁ、大人になんて、ならなくてよかったのに―――――…」