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せめて、今夜だけ…
第24章 綻び
向こうにもビジネスホテルぐらいはあるだろう。
明日は有休を取って魚月に会いに行こう。
朝一で電車に乗って、魚月の元へ行こう。


そして、その時に全てが決まる。
魚月の返事次第で何もかもが決まる。
今度こそ、魚月を諦める事が出来るかも知れない。


魚月に会える。
そう思った瞬間に、胸の高鳴りが激しくなって行く。
まだ会ってもいないのに、心臓の動悸が止まらない。

少ない荷造りを終え、ベッドに腰をかけ煙草に火をつけた。
今日はぐっすり眠って、明日になれば魚月に会える。
何十時間後には魚月に会えてるかも知れない。


そう思うと、まるで子供みたいに心がハシャぐ。
それはもう、自分で笑えてしまうぐらいに。


「あ~、腹減ったな…」

ホッとしたのか、いきなり空腹を感じ出した。
腹に何か入れて風呂に入って、今日はもう寝よう。


あぁ、でもダメだ…。
嬉しすぎて今夜は眠れそうにないな。





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