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せめて、今夜だけ…
第27章 海底、奥深く…
例えその身が快楽に堕落しても魚月の強情さは
簡単には崩せない。
だからこそ、俺は魚月に夢中になり溺れ果てたんだ。

「ま、今日はそんなに苛めるつもりはねぇさ」

こんな壁の薄いビジネスホテルで魚月を凌辱するつもりはない。
壁が薄いというのもあるが、ここには満足な設備がない。
魚月を追い詰める道具も揃ってない。

「思い出させてやるよ」

充分に潤った魚月のそこ。
待ち焦がれていたように俺を誘うそこにゆっくりと舌を這わせて行く。

「ひぃ、ああぁぁぁっ!」

俺の舌先が魚月のクリを撫で上げた瞬間、魚月の体が一層激しくビクビクと波打った。
ずっと俺が欲しくて待ち望んでいたかのように。

「あぁぁ、あんっ!ダメッ!ああっ、イク…」
「は?まだ少ししか触れてないのに…」

まだ魚月のクリに触れたばかりだというのに、魚月の体はあっと言う間に絶頂を迎えようとしていた。
散々俺を罵倒したくせに、こんな反応をされたのでは説得力に欠ける。

「縛られてムリヤリ犯されてんのに…、どんだけ淫乱なんだ、お前」

込み上げる笑いを抑えきれない。
魚月の反応を味わう為に、魚月のクリに舌を這わせて行く。
愛しく優しく愛撫したり、激しく愛撫したり。

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