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舞い降りた天使
第7章 桜
するとそこに
タイミング悪く真穂が現れた
思わず真穂に
抱きつきたくなったけど
そんなことできるはずもなく…
「あ、栗原くん。どうかした?」
俺はぎゅっと拳を握って
エクボを見せた
「ううん、なんでも」
「ほんと?疲れちゃった?
ごめんね
子供の相手も疲れるよね。
でももう軽いテスト終わって
後はテストチームに任せられるから…」
真穂の仕事は
とりあえず終わったみたいだった
テストが上手くいけば
明日の残業は免れる
あー…
もし残業になっても
明日は旦那がいる
俺はもう
必要ないのか…
「やっぱりちょっと
栗原くん疲れてるみたい。
今日はもう大丈夫だから
すぐ帰ってゆっくりして?」
「大丈夫大丈夫。
駐車場まで一緒に行くよ。
ていうか
明日はさっちゃんに会えそうも無いから
一緒に行きたいんだ」
「あ…うん、わかった」
「真穂」
「栗原くん、その呼び方は…」
「ごめん」
「ううん、何?」
「なんでもない」
俺はそう言って
休憩室のドアを開け
さっちゃんに話しかけた
「さっちゃんごめん!
僕勘違いしてて
ローズマリー持ってなかったんだ。
明日お母さんに渡しておくから
それでいいかな?」
「うん、平気」
「あ、それから…」
俺は
さっちゃんに鉛筆を借りると
『ろうずまり』の横に
『ローズマリー』と書き
「さっちゃんは優しいな」
と言ってさっちゃんの頭を撫でた
それを見ていた真穂は
「何?どうしたの?」
とさっちゃんに話しかけ
さっちゃんは
俺とのやりとりを
嬉しそうに説明していた
そう
パパに元気になってもらうんだと
嬉しそうに…。
タイミング悪く真穂が現れた
思わず真穂に
抱きつきたくなったけど
そんなことできるはずもなく…
「あ、栗原くん。どうかした?」
俺はぎゅっと拳を握って
エクボを見せた
「ううん、なんでも」
「ほんと?疲れちゃった?
ごめんね
子供の相手も疲れるよね。
でももう軽いテスト終わって
後はテストチームに任せられるから…」
真穂の仕事は
とりあえず終わったみたいだった
テストが上手くいけば
明日の残業は免れる
あー…
もし残業になっても
明日は旦那がいる
俺はもう
必要ないのか…
「やっぱりちょっと
栗原くん疲れてるみたい。
今日はもう大丈夫だから
すぐ帰ってゆっくりして?」
「大丈夫大丈夫。
駐車場まで一緒に行くよ。
ていうか
明日はさっちゃんに会えそうも無いから
一緒に行きたいんだ」
「あ…うん、わかった」
「真穂」
「栗原くん、その呼び方は…」
「ごめん」
「ううん、何?」
「なんでもない」
俺はそう言って
休憩室のドアを開け
さっちゃんに話しかけた
「さっちゃんごめん!
僕勘違いしてて
ローズマリー持ってなかったんだ。
明日お母さんに渡しておくから
それでいいかな?」
「うん、平気」
「あ、それから…」
俺は
さっちゃんに鉛筆を借りると
『ろうずまり』の横に
『ローズマリー』と書き
「さっちゃんは優しいな」
と言ってさっちゃんの頭を撫でた
それを見ていた真穂は
「何?どうしたの?」
とさっちゃんに話しかけ
さっちゃんは
俺とのやりとりを
嬉しそうに説明していた
そう
パパに元気になってもらうんだと
嬉しそうに…。