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舞い降りた天使
第8章 失望

「お待たせ」

「ううん、待ってないよ。
急にごめんね?」

「ごめんなんて
俺は大歓迎なんだけど?」

そう言って真穂の前に座ると
真穂はホッとした顔で
微笑んだ

それから俺は
すぐにランチを二つ注文し
はやる気持ちを抑えながら
真穂の様子を伺った

いったい
何があったんだろう…

「あのね」

「うん」

「この前は本当にありがとう」

「え?」

「さっちゃんのこと」

「あーいいっていいって。
そんなことより
今日はどうしたの?
何かあった?」

真穂のことだから
なかなか話を切り出さないかも知れない
そう思った俺は
早速真穂を問いただした

「あのね」

「うん」

「これなんだけど…」

真穂は
バックから小さな封筒を取り出して
俺の前に差し出した

「……なに?」

「さっちゃんから」

「え?」

「開けてみて」

確かによく見ると
その封筒は
なんとも可愛いらしい封筒で
封筒には
『たくにいへ』
と綺麗な文字が書かれていた

「いいの?」

「うん。
さっちゃんから巧くんへ
いっぱい遊んでくれたお礼だって」

「うそ!マジ?!!ほんとに?!」

何か深刻なことかと思っていた分
俺の驚きは大きく
一気にテンションが上がった

そしてそのテンションは
封筒の中を見たあと
更に倍増した

「ミサンガじゃん!!!
うーわ、めっちゃ嬉しい!
てかマジで
売り物みたいに綺麗じゃん!」

大袈裟でもなんでもなく
あんな小さい女の子が
こんなの作れるんだと
俺はめちゃくちゃ関心していた

「良かった、喜んでもらえて。
さっちゃんがね
巧くんはミサンガが好きだって言ってたからって。
あ、お手紙も入ってるの」

「ほんとに?!」

俺は早速
その手紙に目を通した

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