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舞い降りた天使
第12章 通告
それから俺は
他の社員が出勤する前に帰宅し
ベットに倒れこんだ
熱、何度あるんだよ…
そう思う程
寒気とだるさは半端ない
けど
このまま眠ってしまったら
真穂が来た時に
起きられないかも…
そう思った俺は
冷えピタで頭を冷やしながら
真穂を待つことにした
とりあえず
買い置きしてあった食パンをかじり
いつ買ったか覚えてない
風邪薬を飲み込む
それから俺は
スポーツドリンク片手にソファに腰をおろした
はぁ…
やばいな
俺
起きてられないかも
瞼が重くて
目を開けてられない
俺は具合の悪さに耐えられず
玄関の鍵を開けると
『鍵開いてるから
寝てたら起こして』
と、真穂にメールを送信して…
それからの記憶は
あまりない
ベットに横になった途端
深い眠りに落ちたんだろう
大量の汗が気持ち悪くて
目が覚めたのは
もう…昼休みを過ぎた14時だった