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舞い降りた天使
第17章 決戦


それからしばらくして飛行機は目的地に到着

コンビニで必要なものを調達しながら
俺の部屋にたどり着いたのは
もう午前一時を回っていた

さっちゃんは
起きてるのか寝てるのか
よくわからない状態

部屋に入ると
俺はおぶって部屋まで連れてきたさっちゃんをベットに寝かせた

「さっちゃんは
もうこのまま寝かせていいよな?」

「うん。
ベット、ごめんね?」

「いいよ、俺はソファで」

「でも」

「ごめんな?
俺は女の子と小さな子供を
ソファで寝かせるとかできないよ」

「巧くん…」

そう言いながら
真穂は
申し訳なさそうな顔で俺を見上げた

あぁ…だめだ

さっちゃん居るのに
我慢できない

俺は静かに真穂を抱きしめて
優しく唇を重ねた
でも…
眠っているとはいえ
さっちゃんの目の前だからか
真穂のキスは遠慮がちで
もどかしい

さすがに目を覚ますとヤバいもんな…

小学生の子供がいる親は
いつキスして
いつどこでセックスしてるんだ?

と、思いながら
俺は風呂場まで
もどかしい真穂の手を握って歩いた

風呂場のドアを閉めると
「ここならいい?」
って言いながら
俺は真穂の答えを聞かないまま
真穂をきつく抱きしめて
舌先を探った

あぁ…何度抱きしめても
何とも言えない安堵感がたまらない

真穂を連れ戻したのは
もちろん身体目的なわけじゃないけど
真穂に触れたくて仕方がなくて
癒したくて
癒されたくて…

やっとここまで来てくれた真穂に
甘えられたくて
甘えたくて…

「ごめん。
真穂が好きでたまんなくて」

「…嬉しい…」

「今日はもう遅いし
俺は明後日から仕事に行くよ」

「…うん」

「シャワー先にいいよ。
何か着るもの用意しとくから」

「…ありがと。
巧くん」

「ん?」

「もう…いい?」

俺は
シャワー浴びろと言いながら
真穂を抱きしめたままだった

分かってる
そんなことは分かってるんだけど

「はぁ…少しも離れたくない」

そう言って
真穂の髪に頰を寄せると
もっと甘えたくて仕方がない
でも真穂に
やっぱり年下だなとか思われたくなくて
意を決して真穂から腕をほどいた



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