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舞い降りた天使
第17章 決戦
その翌朝
俺はなんと
さっちゃんに起こしてもらうと言う
幸せな時間を過ごしていた
昨日の夜は確か
駿太にLINEを送ってそのまま…寝落ち
そして目が覚めたのは
さっちゃんの
「タクニイ…タクニイ…」
という囁くような声
なんとも遠慮がちな優しい声だ
俺は必死で重い瞼を押し上げ
エクボを作りながら笑ってみせた
「…おはよ…さっちゃん。
早起きだな、よく寝たか?」
さっちゃんは
笑顔で『うんうん』とうなづき
そして人差し指で
俺のエクボに触れた
「クスッ、珍しいか?」
「うん。痛い?」
「痛くないよ。
くすぐったいくらいだ」
「ふーん」
真穂ももう起きていて
台所に立っていた
「徳永さん、おはよ」
そう声をかけると
ぶかぶかで
すぐに脱がせられそうなスウェットを着た真穂は少し照れながら振り向いた
「おはよう」
マジで可愛い…
「腹、減ったよな。
何もないだろ?
俺、コンビニ行って来るよ」
そう言いながらソファから降りようとした時
俺の携帯が鳴った
「あー…駿太からだ」
俺はなんと
さっちゃんに起こしてもらうと言う
幸せな時間を過ごしていた
昨日の夜は確か
駿太にLINEを送ってそのまま…寝落ち
そして目が覚めたのは
さっちゃんの
「タクニイ…タクニイ…」
という囁くような声
なんとも遠慮がちな優しい声だ
俺は必死で重い瞼を押し上げ
エクボを作りながら笑ってみせた
「…おはよ…さっちゃん。
早起きだな、よく寝たか?」
さっちゃんは
笑顔で『うんうん』とうなづき
そして人差し指で
俺のエクボに触れた
「クスッ、珍しいか?」
「うん。痛い?」
「痛くないよ。
くすぐったいくらいだ」
「ふーん」
真穂ももう起きていて
台所に立っていた
「徳永さん、おはよ」
そう声をかけると
ぶかぶかで
すぐに脱がせられそうなスウェットを着た真穂は少し照れながら振り向いた
「おはよう」
マジで可愛い…
「腹、減ったよな。
何もないだろ?
俺、コンビニ行って来るよ」
そう言いながらソファから降りようとした時
俺の携帯が鳴った
「あー…駿太からだ」