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第18章 密室

俺は真穂の手を握り
バスルームへ向かった

この部屋に鍵がかかるのは
トイレかバスルームしかない

まだ湿度の高いバスルームに
バスタオルを持って入り
鍵をかけて
真穂を抱きしめると
俺は真穂の耳元で囁いた

「声、我慢できる？」

すると真穂は
もう声を出さないまま
コクコクと頷いて見せた

「可愛いな。
今の返事なら声出していいのに」