この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
舞い降りた天使
第21章 スタート

真穂の答えを聞く前に
俺はもう
真穂を抱きしめていた

「真穂…」

これ…これなんだよ
なんなんだよこれ…

真穂を軽く抱きしめただけなのに
もっともっとキツく抱きしめたくなる

心が溶けそうな
ホッとするような
けど
握りつぶしたくなるほど
胸が熱くなる
この感覚

「会いたかった…」

「私も…たくっ、ん…」

堪え切れず
俺は真穂に唇を寄せ
真穂の熱く柔らく
そして甘い舌に舌を絡めた

あぁ…甘い…
気持ちよくて脳みそ溶けそうだ

このまま
ずっとこうしていたい

けど

こんなこと
してる場合じゃない

この先は
離婚届を提出して
さっちゃんのことを
しっかり話し合ってからだ

そう思いながら
少し唇を離すと
真穂は恥ずかしそうに
俺から視線を外した

「ごめん、我慢できなかった」

「ううん…」

「もう大丈夫。
チャージ完了」

そう言って
笑って見せると
真穂はクスっと笑って
俺のエクボに視線を合わせた

「何?」

「ううん。
久しぶりに見れたから…
巧くんのエクボ。
ホッとする」

「そっか。
これからはいつでも見られるよ」

「…うん」

「じゃあ…
気を取り直して!」

俺は甘い空気を搔き消すように
気合いを入れ
正座をして真穂の入れてくれたコーヒーを飲んだ




/337ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ