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舞い降りた天使
第23章 プレゼント
今日のさっちゃんは
駿太と話をして肩の力が抜けたのか
表情は明るく
あかりちゃんと楽しそうに出かけたそうだ
それから
さっちゃんは察しがいい子だから
俺と真穂の関係を
子供なりに薄々感じてる気がすると
真穂は話した
それでも
俺のことを大好きだとか
会いたいと言ってくれているらしく
真穂的には
俺達2人のことを
隠しすぎるのは良くない気がする…と。
「隠さなくてすむなら
俺にとっては最高だけど
どのくらいの頻度で会えばいいのかな…」
「うん…
さっちゃんが『いつ会える?』
って言ったら…とか?」
「それ、いいな。
さっちゃんの目線で
さっちゃんの気持ち通りに」
「うん。
たまに会う
たまに…遊ぶ
たまに食事をして
いつか
さっちゃんが
巧くんと一緒に住みたいって
思うようになるまで
学校のこともあるし
いつになるか
分からないけど」
「そうだな。
うん、とりあえずそうしよう。
後で駿太にも
それでどう思うか聞いてみるよ」
「うん、お願い」
「あ、真穂」
「ん?」
「俺は
それがいつになっても
いつまででも待つから」
「巧くん…」
「待つのが長ければ長いほど
真穂と恋人同士でいられるんだろ?
それも悪くない」
「…ほんとに、なんて言ったらいいか…
感謝しかなくて…」
「そういう時は
愛してるって言うんだよ。
俺達恋人なんだから」
「…うん」
真穂は
「うん」って言ったけど
恥ずかしいのか
結局「愛してる」と言ってはくれなかった
けど真穂は帰り際に
俺が今
一番欲しい言葉をくれたんだ
「まだ解決してないこと
いっぱいあるんだけど…
今日この部屋に居る間
久しぶりにホッとして
頭を空っぽにできた気がする。
ありがと
巧くん」
俺こそありがとな
真穂
駿太と話をして肩の力が抜けたのか
表情は明るく
あかりちゃんと楽しそうに出かけたそうだ
それから
さっちゃんは察しがいい子だから
俺と真穂の関係を
子供なりに薄々感じてる気がすると
真穂は話した
それでも
俺のことを大好きだとか
会いたいと言ってくれているらしく
真穂的には
俺達2人のことを
隠しすぎるのは良くない気がする…と。
「隠さなくてすむなら
俺にとっては最高だけど
どのくらいの頻度で会えばいいのかな…」
「うん…
さっちゃんが『いつ会える?』
って言ったら…とか?」
「それ、いいな。
さっちゃんの目線で
さっちゃんの気持ち通りに」
「うん。
たまに会う
たまに…遊ぶ
たまに食事をして
いつか
さっちゃんが
巧くんと一緒に住みたいって
思うようになるまで
学校のこともあるし
いつになるか
分からないけど」
「そうだな。
うん、とりあえずそうしよう。
後で駿太にも
それでどう思うか聞いてみるよ」
「うん、お願い」
「あ、真穂」
「ん?」
「俺は
それがいつになっても
いつまででも待つから」
「巧くん…」
「待つのが長ければ長いほど
真穂と恋人同士でいられるんだろ?
それも悪くない」
「…ほんとに、なんて言ったらいいか…
感謝しかなくて…」
「そういう時は
愛してるって言うんだよ。
俺達恋人なんだから」
「…うん」
真穂は
「うん」って言ったけど
恥ずかしいのか
結局「愛してる」と言ってはくれなかった
けど真穂は帰り際に
俺が今
一番欲しい言葉をくれたんだ
「まだ解決してないこと
いっぱいあるんだけど…
今日この部屋に居る間
久しぶりにホッとして
頭を空っぽにできた気がする。
ありがと
巧くん」
俺こそありがとな
真穂