この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
舞い降りた天使
第6章 裏切り

「じゃ俺そろそろ帰るわ」

「うん」

「卑猥なことばっか考えないで
ちゃんと勉強しろよ?!」

「わかってるよ」

「そーだ、好きだったマネージャーとはどうかなったのか?」

「なーんも」

「そりゃ残念だな。
ま、どーかなっても
お前らはまだエッ」

「わかってるよ。
百万回聞いた。
エッチはまだ早い。
女の子を道具と思うな大切にしろ。
絶対ゴム使え」

「よし。じゃあな」

「うん、またねタクニイ」

そう駿太と挨拶を交わし
玄関を出ると
ちょうど仕事から帰ってきた姉ちゃんと顔を合わせた

俺は真穂のことが頭をよぎり
一瞬
もう少し早く帰れば良かったと思ってしまった

「来てたんだ」

「おう」

「駿太また悩み?」

「いや、大したことないよ。
俺も一緒に飯食いたかっただけ。
じゃー明日仕事早いから帰るよ」

「うんありがとね。
おやすみ」

「おう」

「…巧?」

「ん?」

「なんか…あった?」

えっ…

「いや、別に」

姉ちゃんは
ある意味親代わりで
エスパーみたいなとこがある
全てを見透かされてるみたいで
こういう時マジで困るんだ

「そう?」

「なんだよ、なんもないよ」

「ならいいんだけど」

「じゃあ」

「うん、気をつけてね」

「おう」

俺は車に乗ると
あれ以上姉ちゃんに追求されなかったことにホッとしながらエンジンをかけた

/337ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ