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Love to regain~心から笑う日
第10章 服従
豊side
杏は俺の方を見ようともせず、机の上で両手を握りながら・・・。
「もう会いたくないって・・・それが答え・・・・。」
そう・・・。
言った。
「おいおい・・・具合悪くなったの俺のせいだって言うの???違うだろ???」
俺何言ってんだよ・・・。
でも全く俺の顔を見てもくれない杏に・・・。
苛立った。
杏の肩を掴もうとすると・・・。
杏の友人の麗華ちゃんが・・・。
「ちょっと!!!アンタのせいに決まってるじゃないッ!気遣いもない最低な行為よッ!?アンタがキレる意味が分からないんだけどッ!!!!」
そう言って俺の肩を押した・・・。
すると騒ぎを嗅ぎ付けたのか教室の外に・・・大輝と・・・健二と雅・・・。
俺は皆から目を反らしもう一回杏の顔を覗き込み・・・。
「杏・・・この前の事はマジで悪かった・・・。一回ちゃんと話を聞いて???」
そう言って杏の手を握ると・・・。
杏の手は震えてて・・・。
「少し・・・時間頂戴・・・・」
・・・・・・・。
そう言われた・・・。