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Love to regain~心から笑う日
第11章 岸本健二の本当




その日、私は豊にラインで『今日は帰ります』と・・・


小さな抵抗をした。


このまま言いなりになってはいけない気がした。


あの画像だって・・・。


きっと何か方法がある筈だって。




でも・・・。


それを期に豊の行動はさらにエスカレートしていったんだ。





翌日



文化祭当日、うちのクラスは小さなカフェをやっていて私は可愛いエプロンをしてお客さんにコーヒーを持って行くウェイトレス担当。


麗華はそんなのやってらんないって言って(笑)


裏でひたすらコーヒーを入れる(笑)



「お待たせしました(笑)」


うちの付属の大学の人達もチラホラいたり・・・。


近所の人や校内の生徒も沢山コーヒーを飲みに来てくれた・・・・。



お陰様で忙しいうちのクラスのカフェ。



2時間くらいして交代でお昼を取ることになって・・・私はエプロンを外しダンス部の方に行こうとして教室を出た・・・。



すると、そこには・・・・。



目を吊り上げて・・・怖い顔をして立っている・・・。



豊君。



腕を組み黙って私を睨んできた。



私は思わず後退り・・・。



すると、豊君は私にゆっくり近づいてきて・・・・。



私の顔を覗き込み・・・・・。



「写真・・・昨日印刷したから・・・(笑)」



・・・・・・・ッ?!






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