この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Love to regain~心から笑う日
第13章 我慢の限界
アイツって・・・。
豊???
俺達は3人で顔を見合わせて・・・。
「アイツ・・・休んでるけど・・・・。」
大輝がそう言うと・・・。
麗華はすっごい顔で大輝を睨んで・・・。
「休んでるふりして来てないよねッ?!・・・って言ってんの!!!!」
・・・・・・・。
豊が・・・・。
もし・・・。
来てるとしたら・・・。
校内に居るわけないし・・・・。
・・・・・・・・。
「あっ!!!!!!」
俺は直ぐに終業式が行われる大きな体育館とは逆に走った・・・。
もしかして・・・。
アイツが居るとしたら・・・・。
皆が終業式でいない中、自由に使えて人目に付かない場所・・・。
それはッ・・・・。
部室ッ!!!!
「健二ッ!!!何処行くんだってッ!!!!」
大輝と雅が叫んで追ってくる・・・。
中・・・。
俺は夢中で階段を下りて、上履きのまま外に飛び出した。
サッカー部の部室・・・。
それは・・・。
校舎の裏手。
誰も来ない。
そこでもしかしたら!!!!