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Love to regain~心から笑う日
第13章 我慢の限界
急いで自分のジャケットを脱ぎシャツを脱ぐとそのシャツを井ノ川の股に挟みこんだ・・・・・。
井ノ川にジャケットを掛け抱き上げると・・・・。
唇が震えて微かに目を開け・・・・。
「・・・・きしも・・・・」
・・・・・・ッ////////////
なんで?
何でこんな事すんだ?
井ノ川を抱き上げ・・・・振り返ると、部室の入り口には麗華と大輝と雅が口を開けたままこっちを見ていた・・・・。
俺は麗華に・・・・。
「直ぐ・・・病院連れてく・・・。」
皆に見られたくない・・・。
麗華は慌てて俺を見て・・・・。
「わっ・・・私杏の荷物と岸本の荷物持ってくる!!!!!!」
大輝はビックリた顔で・・・・。
「・・・・救急車呼んだ方が・・・良いんじゃ・・・・。」
・・・・・・。
「俺が連れてくッ!!!」
ギュッと井ノ川を抱きしめ・・・・。
俺は部室を出て・・・。
その後どうやって病院まで行ったかは覚えていない・・・・。
地元だから産婦人科が何処かなんて大体わかってる。
俺は・・・・。
傷だらけの井ノ川を抱きしめて抱えたまま・・・・。
道を歩いたんだ・・・・・。