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Love to regain~心から笑う日
第13章 我慢の限界
大輝side
俺等が廊下を歩いていると・・・・。
俺等の教室から・・・・。
豊がドア越しにこっちを覗いていたような気がした。
「な・・・なぁ、・・・さっきの・・・豊じゃん???」
雅がそう言った。
やっぱそっか・・・。
でも健二は井ノ川に付き添って病院だし。
アイツ命拾いしたな~・・・・。
「でも健二がここに居ても~???アイツ何も言わなさそうじゃん???」
雅がそう言ってきて・・・俺は思わず・・・・。
「(笑)・・・いや、・・・アイツがもしこの場に居たら~・・・大騒ぎだぜ??」
この高校に来てから健二は温厚でヘラヘラしてて・・・平和主義を掲げ問題も起こさずいつも笑ってた・・・・。
雅は俺の顔を見て・・・。
「だってあいつ怒らなくない???・・・一瞬ムッとした顔はするけど~・・・言わないじゃん!!何も・・・。」
・・・・・・。
いや・・・。
「多分~・・・・」
多分・・・。
健二は・・・・。
「アイツは変わった・・・ってか・・・戻った(笑)」
俺は・・・・。
昔のアイツの方が・・・。
好きだ・・・。