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第18章 悲しみの向こう側

豊side



尻軽の・・・・。


可愛い仮面をかぶった・・・。


最低な女。


純情そうな顔をして・・・俺を騙して・・・・。



杏は俺の目をジッと見て・・・少し涙を浮かべた。



「そんなの用意できない・・・・もう止めて・・・」



生意気な奴・・・。


もう止めて？？？


俺がやめて欲しいくらいだ。



俺の視界に入るな・・・性格ブス・・・・。


俺は勢いよくつねっていた手を離し・・・杏の頬を引っ叩いた・・・・。



パチンッ・・・



初めてだった・・・こんな風に女を殴ったの・・・・。


杏は頬を手で抑えこっちを見なかった・・・。



俺はまた反対側から左手で頬を引っ叩いた・・・。



パチーンッ・・・・という音と共に・・・杏はまた反対側を向いて足をふら付かせた・・・・・。



もう・・・許せなくて・・・悔しくて・・・・。



「お前とのセックスは・・・・・」



悔しくて・・・・。



「全然気持ちよくなかった・・・、アソコから変な臭いするし、お前なんか病気なんじゃん？？？？」



思ってもないことを・・・言った・・・。



杏は顔を伏せたまま、こっちを見ない・・・・。



・・・・・・・・。



「金を用意しなかったら・・・・お前のマンコが臭くて病気持ちだって学校内に広めてやるからな(笑)」