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第18章 悲しみの向こう側

先生に事情を説明し直ぐに教室に戻って荷物を持って教室の出口に向かう・・・。


追いかけてきた大輝と雅は・・・・。


「状況分かったら連絡してくれよなッ？？？」


そう言った・・・。


俺は2人を見て頷き・・教室を出た。


すると・・・。


隣の教室から・・・。


豊と藤森が出てきた。


・・・・・・・。


もしかして・・・。


いやいや、・・・・コイツはもう関係ない。


俺は2人を無視して通りすがろうとした・・・その時・・・・。


「アイツ～・・・死んだんじゃん？？？(笑)」


・・・・・・。


は？？？？？


ゆっくり振り返ると、直ぐ近くに居た担任が・・・・。


「お前井ノ川の何か知ってるのか？？？」


・・・・・・・。


豊はニヤッと笑って・・・・。


「え～ッ？？？・・・昨日アイツ～・・・(笑)」


・・・・・・。


「もう死にたいって言ってたから(笑)」






死に・・・たい？？？？


何コイツ。


何でそんな事笑って言ってるんだ？？？？


直ぐに鞄を下に落とし豊に掴みかかって・・・・。


「お前アイツに何かしたのかッ？？？？」





もう関わる気は・・なかったのに・・・・。


豊はまた笑って・・・。


「べっつに～ッ？！・・・(笑)(笑)ただ死にたいって言ってたってだけだって！！！」