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Love to regain~心から笑う日
第22章 手を差し伸べる時・・・・
杏side
岸本君・・・。
ネクタイ締めて・・・。
この前は暗い店内でしか見れなかったけど・・・・。
スッゴイ・・・。
大人な感じ。
「俺は会社がこの近くだから・・・・」
岸本君はそう言って私から離れようとした・・・・。
私は追いかけていき・・・。
「ねぇ・・・岸本君待って・・・この前・・・・」
この前のお礼を・・・言わないとッ・・・・。
岸本君の前に立ち言うと・・・・、岸本君は周りを見渡し・・・・。
「てかさ・・・お前とこんな風に話してるの~・・・見られたくないから離れて???」
・・・・・・・・。
私は岸本君に触ろうとしていた手を引っ込め・・・・・。
「ごめ・・・ごめんなさい・・・・。」
そ・・・っか・・・。
彼女とか・・・いるよね・・・。
下を向き・・・。
「ごめんね・・この前のお礼を言いたかっただけなの・・・ごめん・・・・」
そう・・・。
昔とは違う・・・。
でもこの前助けてくれたお礼を・・・・。
すると・・・。
私の頭に・・・優しい感触・・・・///////
ゆっくり顔を上げると・・・・。
・・・・・・・。
「お礼に今度~・・・・」
・・・・・・・。
「一回やらせて?」
・・・・・・・。