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第22章 手を差し伸べる時・・・・

莉乃は鞄から一枚の紙を出し・・・・。


「これ～・・・(笑)たまたま私が彼の席に着いたから良かったけどさ？？？？モモさんにはバレない様にした方が良いよ？？？」


・・・・・・。


なんだろう・・・。


私はその小さな紙を受け取って・・・・。


中を見ると・・・。


ラインのIDが書いてあった。



「あの人がね？？？・・・えーーーっと・・・なんて言ったっけ？？？健一～？？？けんー・・・」


？？？？？？


「健二じゃない？？？」


私が莉乃の腕を掴み言うと・・・・。


莉乃は思い出したような顔をして私の鼻に指を当て・・・・。



「そうそう！！(笑)・・・健二に連絡できるから、俺通して連絡頂戴？？？？って～ッ(笑)・・・あの人も格好良いよね？？？杏の同級生だっけ？？？？」


・・・・・・・。


中島君・・・・。


私は直ぐにその紙を終い・・・・。


昔を思い出した。



「そう・・・中島君と・・・健二って・・岸本君(笑)・・・この前来た人・・・あの二人は親友同士で・・・私も高校時代に仲良くさせてもらってたの・・・・。」



懐かしいな・・・。



修学旅行の沖縄・・・。



岸本君と・・・中島君・・・雅君・・・後・・・・麗華・・・・。



そして・・・・。






豊君・・・・。