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Love to regain~心から笑う日
第22章 手を差し伸べる時・・・・
またラインを見て時間を確認・・・。
時間は・・・。
10分くらい前に来てるライン・・・。
ギューーーッと・・・携帯を握ったまま・・・目を瞑った。
井ノ川を・・・どれだけ好きだったか・・・。
手を出せない位好きだった・・・。
やりチン大魔王の俺が・・・。
どうしても手を出せなかった・・・井ノ川・・・・杏。
「ごめん!!拓海ッ・・・俺用事あったッ!!!!!」
急いで鞄を持って奥のエレベーターに向かった・・・。
拓海は俺の後ろに来て・・・・。
「珍しいね???(笑)・・・そんなに慌てるなんて・・・・」
・・・・・・・。
今逃したら・・・。
俺はまた後悔する・・・・。
でも・・・・。
相手は指定暴力団・・・剣崎会・・・。
エレベーターが到着し・・・そのまま中に乗り込み・・・・。
「拓海・・・(笑)ごめんね、俺~・・・会社辞めることになるかも・・・・」
OHの規定・・・・。
反社会的勢力との関わりは・・・・
一切禁止とし・・・・。
そこに関わった者は・・・。
即、解雇とする。