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Love to regain~心から笑う日
第23章 もう後悔しない
その時・・・。
バンッ・・と、調理場との繋がるドアが開き・・・・。
「あ、ここにサイン貰えます????」
・・・・・・・。
タケル君が振り返って渋々胸ポケットに刺していたポールペンでサインをし・・・・。
「まだトラックに商品あるから早く運べよ!!何サボってんだ??」
・・・・・・・・。
って・・・・。
私に言ってるのッ?
タケル君の向こうから手が伸びて来て私の手首をつかむ・・・。
ロレックスの・・・時計をした・・・。
大きな・・・。
手・・・・。
タケル君は顔を上げ私とその大きな手の人を交互に見て・・・・。
その人は深く被っていた帽子を少し上げ・・・・。
「この子は俺が守る・・・・」
・・・・・・・・////////////
そう・・・。
小声で言った。
私は唇を震わせ・・ゆっくりタケル君を見て・・・頷いた。
タケル君は目を細め・・・。
私の背中に手を回し・・・。
「行って・・・・。」
直ぐに・・・。
その大きな手は私の手首を引っ張り・・・・。
「直ぐ荷物すべて降ろします~・・・裏で良いっすか~????」
ッて言いながら・・・。
私を調理場に入れた。