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Love to regain~心から笑う日
第24章 闇の力が動くとき
ボーイは最後まで口を割らなかった・・・・。
若い奴等が更衣室の方からまた走って来て・・・・調理場に戻って来て・・・。
「豊さんこれッ・・・・」
俺に渡してきたのは・・・。
杏の・・・。
勤務表。
・・・・・・・ウケるんだけど・・・・・・。
アイツこんな所で働いてたの???
マジウケる。
んで???
健二とまだ繋がってたって???
・・・・・・・。
だからアイツ年始の飲み会来なかったって事???
・・・・・・・。
マジ・・・。
コケにしやがって。
ギュッと・・・血が付いた健二の名刺を握りしめ・・・・。
ドカッ!!!!・・・と真下に居たボーイを蹴り上げた・・・・。
ボーイは俺の足元に倒れ込み・・・・。
俺はまたそいつの頭を・・踏みつけた。
「杏は何処行った?」
ギューーーッと頭を足の裏で擦ると・・・・。
「し・・・・っ・・・知らない・・・・・・」
嘘ばっか~・・・・・。
また嘘つくのかよ。
俺のサッカーで鍛えた足の力・・・舐めんなよ???
足を振り上げ・・・踵で・・・ガツッ!!!!!!!
おっ???
折れたか???
・・・・・・。
「お前が悪いんだ・・・嘘ばっかつくからな~・・・・・・」