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第26章 残忍な男

パタンとドアが閉まって、ベーターは地下の駐車場に向かう。




・・・・・・・。


俺・・・皆を信用してなかったわけじゃないんだ。


むしろ・・・皆大好きだったし・・・嫌われたくなくって・・・・。


いつも・・・。




本当の自分を隠して来た。


ベーター内でしゃがみ込み拓海の顔を思い出す・・・と・・・・。


もっと・・・。


いっぱい・・・。


相談すりゃよかった。


湊にも・・・和也さんにも・・・。





俺って何を意地張ってたんだ？？？


素の自分を見せる事が出来ない自分が・・・。


情けない。



ポーン・・・とエレベーターが駐車場に到着すると、扉が開き・・・。


俺はヨタヨタとベーターを降り自分の車の方に向かった。



すると・・・・。



？？？？？？



ポケットに入れていた携帯が鳴った。



・・・・・・・・。



携帯を見ると・・・・。



ッッッ？？？？？？