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第26章 残忍な男

健二side


豊からの電話を受け・・・。


俺は慌てて横浜のホテルに向かう・・・。


携帯を片手に持ち・・・井ノ川に～・・・・ってぇ～ッ！！！！


俺バカかッ！！！アイツの電話番号聞いてねぇしッ！！！



気持ちばかりが焦る。



すると・・・。



直ぐにまた俺の携帯が鳴った。



・・・・・・。



画面には・・・。



淳さん。



・・・・・・ッ？？？？



ハンズフリーで電話に出て・・・・。



「はい、健二ですッ・・・」


『お前今何処だ？』


・・・・・・。


「品川過ぎたとこです・・・淳さんッ・・・・あの・・・・」


電話の向こうの淳さんは・・・。


ため息をつき・・・。


『お前の彼女？？・・・・豊ッてバカに襲われてたぞ？早く帰って来い・・・』



ッッ？？？？？？



「えっ・・・あっ・・・！！！井ノ川はッ？！」



『涼がホテルに事情を説明して～・・・オーナーと知り合いだったからお前の部屋案内してもらったら～・・・。』


・・・・・・ッ？？？？？？



『豊って奴と他にもう一人が部屋から丁度出て来て・・・俺ら見て逃げてった・・・』


・・・・・・・。


『でもまだ部屋に他二人が居て、彼女を襲ってたから止めて～・・・聞きだしたら・・豊って奴がリーダーで、俺の女だから好きにやれって言われてやっただけだって・・・』



・・・・・・・。