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第27章 マスクの男

淳side



マンションで適当な計画を立て、


とりあえず大聖と隆太が病院で治療を終えマンションに戻ってきたと同時に・・・。


俺等はまた台場のマンションを出た。


「健二にはマンションに居ろと言ってある・・・さっさと終わらせて豊とやらに蹴りをつけ帰ろうぜ？」


涼にそう言うと・・・。


「豊って奴は何処いるんだ？？？？」


「誰かに吐かせりゃ良いんじゃん？？？？」



俺等がマンションの駐車場に行くと・・・。


涼の携帯が鳴り・・・。


俺が車のエンジンを掛け


達也と一樹も後部席に乗った・・・。



涼は意味深な顔をして眉間に皺・・・。



「祐司かな？」


一樹が後部席で言った。


・・・・・・・。


多分・・・祐司か～・・龍か・・・。



車の外で・・・。


「あ～・・・分かった・・・はい・・・んじゃ俺等は新宿行くからお前等は横浜で・・・」



？？？？？？？



「その後千葉で合流～・・・はいはい・・・」



何だ？？？？



涼は電話を切り・・・


助手席に乗ってくると・・・・。


「総長はもう平気・・・後は新宿潰してアイツら横浜行くから、その後千葉で合流ってなった・・・。」


？？？？？？？


どういう意味ッ？？？？？


俺が涼をジッと見ていると・・・・。



「総長には社長が話付けた・・・でも下の事はある程度若い奴等に任せているからと・・・」



・・・・・・・。