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第27章 マスクの男

涼side



健二を置いて俺と淳と一樹と達也は新宿の剣崎会事務所に・・・・。


歌舞伎町の先にあるそのビル・・・。


ビルの前にはいかにもの車が1台止まっていた。



中から何人も人が出たり入ったり・・・。



淳はその様子を車内から眺め・・・・。


「OH襲撃して・・・急にバタついた感じだな？」


・・・・・・・。


皆で最後の一服・・・・。


「人が消えたらすぐ目の前に車付けて一気に行くぞ～・・・。」



達也はお得意のバット片手に・・・。



「俺が先頭で行きます・・・・」



俺はビル入り口の方を眺め・・・・入り口にガタイの良いデブ髭が立っているのを確認。



「達也、一番にアイツ～・・・アイツやったら上からどんどん降りてくるから頭意外狙えよ？？？祐司の話だと拳銃は持ってない様だから・・・」



達也はアイコスを捨てて・・・。



「りょーーーーかい！！」