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第27章 マスクの男

剣崎は頭を抱え・・・。


ため息をついて・・・。



「ったく・・・お前等はチャカがねぇと何も出来ねーのか・・・・ったく・・・・。」


・・・・・・。


デスクに乗っていた達也はバットを剣崎に向け・・・・。



「襲撃したことを認め・・・大人しく出頭しろ・・・後は俺等の仲間に最初に手を出してきた奴の居所を言え・・・・」



剣崎はゆっくり顔を上げ・・・・。



ため息をつくと・・・・。



「豊だろ？？・・・・豊の事は井上という男に任せてる・・・居場所は知らねーよ！！！・・・ったく・・・。」



そう言うと剣崎はやっと立ち上がり・・・。



事務所を見渡した。



「ボロボロにしやがって・・・・ったく・・・・。」



達也はバットを剣崎に向けたままデスクから降り・・・・。



「剣崎はOHに降伏しろ・・・・社長を嚇すのも無し・・・もう俺等の仲間に手を出すのも無しだ・・・約束しろ・・・・」




剣崎はゆっくり顔を上げ・・・俺等を見ると・・・・。



「豊がやっている事は・・・俺等はノータッチだ・・・。お前等にも非があるならば俺等も黙ってはいないぞ？」