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第32章 そして・・・。

大輝side



健二の友達・・・かぁ～・・・・。


なんか家まで用意してもらって・・・仕事までッて・・・良いのかな。


「2人とも良い奴だし・・・(笑)他に来る2人も～・・・俺海の家で一緒にバイトした事あるけど良い奴だから安心しろよ・・・龍と湊が給料は一回話して決めたいって言ってたから納得いかなければ向こうでまた探してもいいし・・・(笑)お前に任せる・・・・。」


健二はそう言って・・・笑った。



でも観光ツアー企画・・・って・・・。


なんか・・・。


楽しそうじゃんッ！！！！！



「・・・・探すって言っても・・・中々土地勘ねーし・・・・(笑)そうやって声かけてくれるのを大事にしたい・・・・。」


俺・・・。


そうやって声を掛けられる事は・・・やっぱ・・・・。


運命だって思うし！！！！



「向こうで是非・・・そのお前の友達に会わせて欲しい・・・(笑)」



そう言うと、健二はニンマリ笑って・・・・。



「んじゃそう伝えておく(笑)・・・退院いつだっけ？？？」


あ・・・・・。


「明後日(笑)・・・その1週間後にまた見せに来て～・・・多分終わりかなー・・・。」



あの事件の時は、正直もう・・・死ぬんだって・・・覚悟をしたんだ。


だけど今こうやってまた健二と・・・。


そして井ノ川と・・・・。


笑って一緒に居れる。



それも、・・・・運命だと思う・・・・。



奇跡だと思う。




全て・・・。



感謝でしかない・・・。