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第32章 そして・・・。

健二side



大輝と2時間ほど一緒に過ごし俺等が病院を出たのは午後2時過ぎ。


井ノ川の手を引き駐車場まで歩くと・・・・。


「ね・・・向こうで住む場所・・・海見える？？？？？」


井ノ川は俺の顔を覗き込み言った。


・・・・・(笑)


「見えるよ、俺も何回も泊まったことがあるマンションなんだけど～・・今俺等が住む予定の部屋の隣に蒼太さんって言う凄い優しい人が居る・・・きっとお前も直ぐに仲良くなれるよ(笑)」


蒼太さん・・・。


どんな顔するかなー・・・。


でも基本俺が行く事より・・・・(笑)多分女子が来ることが蒼太さん的には嬉しい事(笑)(笑)



井ノ川は嬉しそうに笑って・・・・。



「楽しみだな・・・(笑)・・・・岸本君は直ぐに仕事始まっちゃうの？？？？」



あ・・・・・。



「俺は向こう着いて1週間は有休貰ってる(笑)・・・その後は毎日定時で18時までだから直ぐに帰ってくるよ～・・・」



そう、俺は会社は変わらず北谷の支店に移って・・・そこでスタッフ達の育成講師になる・・・・。



もう・・・。



井ノ川以外の女と・・・。



寝る気はない・・・。


井ノ川の腰に手を回し引き寄せると・・・・。


井ノ川は嬉しそうに俺の胸にピッタリくっついて・・・・。


「今度こそずっと一緒・・・・・。」