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第5章 友達の彼女

麗華は前に大学を見に行った時・・・。


その彼氏に声を掛けられたらしく・・・。


「ってか！！それってナンパッ？？？」


私が言うと、


麗華は笑って・・・。


「別に出逢いがナンパでもよくない？？？(笑)格好良いし～・・優しいし？？？別に問題ないよ？？？」


そ・・・。


そうなんだっ！！！


へぇ～・・・。



なんか・・・。


高校に入ると、皆彼氏とか作って毎日楽しそう。


私は何度か告白はされたけど・・・皆知らない人ばっか・・・。


知らない人と付き合うって・・・よく分からない私。


いきなり付き合って何話すの？？？(笑)


・・・・・。

私って固いのかな？？？


化学室につきドアを開けると・・・。


「あ・・・・。」


思わず・・・声が出た。



化学室の奥のテーブルには4人の大きな男の子が雑誌を広げ喋っていた。


その内の2人は・・・。


この前、私が置き引きにあった時お金を貸してくれた岸本君と、一緒に交番に居てくれた中島君・・・。


他二人は・・・・。


知らない二人だった。