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Love to regain~心から笑う日
第6章 優しい彼氏
放課後・・・。
豊君と一緒に手を繋いで学校から海まで歩いた・・・・。
「なぁ、杏は夏休み何処の海行きたい???(笑)」
あ・・・・海か~・・・(笑)
「水着きるの恥ずかしいな・・・(笑)あ、・・・江ノ島水族館行きたいな~・・・。」
豊君はニッコリ笑って・・・。
「じゃ、江の島行こうか???(笑)中学の時何回か行ったことあるッ!!!」
(笑)
いつも・・・私のバックを持ってくれて・・・。
手を繋いでくれる。
ずっとこんな風に・・・何も変わらないで・・・何も変わらない豊君でいて欲しかった。
海が見える公園に行くと、豊君は私の手をグイッと引っ張って少し自分に寄せてくれた。
いつもこうやって・・・抱きしめてくれる。
でも今日は違ったの。
グイッと・・・私を寄せると・・・。
顔を傾け顔が近づいたの。
・・・・・・ッ?!///////////
思わず顔を引くと・・・。
「キス・・・してもいい???」
・・・・・・・。
一瞬、岸本君とのキスを思い出してしまったの。
顔が熱くなった。
「杏・・・キスしたい・・・。」
でもよく考えて・・・。
岸本君は、・・・あんな風にいきなりしてきた・・・けど・・・。
豊君はこうしてちゃんと確認してくれて・・・・。
「うん・・・////////」
私がそう言うと・・・。
豊君は顔を傾け・・・。
唇を重ねた。