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君に熱視線゚
第8章 宣戦布告
「──…っ!」
待ち合わせ場所に来ていた三人に晴樹は一瞬、絶句していた‥
「…あ、あのね…
みんな‥
乗せてくれる…かなっ
‥ウチでお好みパーティーしようって話になってさ」
晴樹は眉間にシワを寄せる。
「あ、もちろん兄さんもどうかなっ?」
「当たり前だ!ボケっ
行くに決まってんだろ!!」
晴樹はキレていた。
‥由美はわかるがなんでコイツがいる!?
晴樹はムシャクシャしながら三人を車に乗せる‥そして苗は更に晴樹を不愉快にさせるのだった‥‥
「ねぇ由美‥」
苗は由美にコソッと耳打ちした
「せっかくだから、助手席に座んなょ!」
「えっ、マジで?
‥‥ぃぃのかな?///‥」
「いいって別に、誰が隣でも兄さんには関係ないんだからさ!今の内に携番聞いてアピっちゃいなょっ」
「んじゃ、大ちゃん!あたしらはこっち!!」
「えっ!?ちょっ?///‥」
苗はそういうと夏目の手を引きさっさと後部座席に乗り込んだ‥
「──っ!?‥‥」
そして晴樹はキレまくる。
「あの〜、あたし、助手席でいいですか?」