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君に熱視線゚
第8章 宣戦布告

「母ちゃんを農具倉庫の中に引っ張りこんでガッツリ、ドッキングしちまった!んで、出来たのがコレだ!!」

‥‥ドッキング!??


満作の話しを聞きながら晴樹達は戸惑っていた。


苗を指差す満作をオカンは照れながらこづいている──

満作27、
母ちゃん(咲子)19の春の出来事だった‥‥


「男はそのくらい強引じゃなきゃイカン!!!」


「また、始まった…
‥‥みんな、別に聞かなくてもいいからね」


苗は呆れ顔でみんなに気をつかっている…


「じゃぁ、ご馳走様!」

「うん、兄さんも大ちゃんも今日はホントにありがとう‥‥‥ほらっあんた達もお礼言って!ノートいっぱいくれたんだから!!」

苗は弟達に言ってきかせる

「ありがとな!パスタの兄ちゃんもイエローも!!」

「(イエロー…)

‥あぁ、またな‥‥」

陸は夏目と握手をかわしその手小さな包みをそっと握らせた‥

「友情の証だ!
黙って受け取れっ」

そう言って親指をグッと立てウィンクをした

「あぁ‥ありがとう‥

(嫌な予感がする‥)」

不安を浮かべ礼を言いながら夏目はポケットに入れた包みの感触を確認した…

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