この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
君に熱視線゚
第11章 復活際
「満足した?」
夏目は苗に確認をとると、次の目的地、映画館に足を運んだ‥
‥7時か‥‥
ちょっと電話してみるか…
これから集会場に向かうため晴樹は貴志達チームの奴らと溜まり場のクラブハウスで時間を潰していた‥‥
時計を見ると午後7時…
晴樹はあるところへ電話をかける‥‥‥
ジリリン
『はい!田中です!!
どちら様ですか?』
受話器の向こうからハキハキとした声が聞こえてきた
「あ、陸?‥海かな?
兄ちゃんだけど‥」
『ブー!どっちもハズレ!!空です‥どちらの兄ちゃんですか?』
「あっ悪い‥えっとぉ…
パスタの兄ちゃんだ‥///」
そう、言った瞬間、隣で電話のやり取りを聞いていた貴志達は晴樹の名乗った言葉に目を見開いていた
『あ!兄ちゃん!?
苗姉ちゃんなら六時に出掛けたばっかだからたぶん今日は遅いぞ?何か急用か?』
「なに!?六時に出掛けたのか!!?
‥‥‥わか‥った‥
‥‥あぁ、いいよ‥たいした用はないから‥じゃ‥‥」
プッ―ッ―
‥映画と食事って‥‥昼間の約束じゃなかったのかよ!!?