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君に熱視線゚
第11章 復活際


夏目は自分の気持ちを何度も繰り返し囁いては唇だけを食むようなキスをした‥


深いキスもしたいけど‥何となくとっておきたい気もする‥‥
それに、そんなキスをしてしまえば絶対に自分に歯止めが効かない!


今はこれで十分だ‥‥‥


苗は全然、嫌がらない‥
それだけで十分‥‥‥













「んぁなんだ!?
チュウだけかよ!!つまんねーなぁあのバカップル!」



人気のない防波堤でイチャつくバカップルを湾岸線の端に停車している1台の改造車から眺め不満を洩らす輩がひとり‥‥‥




「おぃ晴樹!お前も見て見ろよ!!
アイツら笑えるぜ?!
二人で妙な踊り踊ったりケンカしてみたりよぉ‥‥


まぁ、ケンカならこっちもそろそろおっぱじまるけどな!!」



暇つぶしにバカップルを眺めていた貴志が晴樹にしきりにお前も覗け!と言ってくる。そんな貴志に同乗していたメンバーがいった。


「でも、貴志サン、
あのバカップルあのままアソコいたら巻き込まれるんじゃないですか?」



「ん〜‥‥それもそうだけどお楽しみを邪魔しちゃ可哀想だしなぁ‥‥‥
しかし、長げぇチュウだな?
ガツっとヤリゃいいのに!」


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