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君に熱視線゚
第13章 キスマニア

さすがにたった二人きりでのカラオケは中々しんどいものがある‥‥喉の悲鳴を聞きつつ晴樹は思った‥


‥何やってんだ俺!?‥



苗も限界がきてるのか、喉を擦りながら歌を歌っている。


「苗、‥ちょっと休憩しよう」


晴樹の言葉に苗は素直に従いマイクを置いた。
そして、晴樹はカラオケ画面をテレビに変えるとヤケに鼻にかかった声で女子校生に尋問するおいちゃんが映る。

突然、場面は切り替わり

『ぁ、ふぅん』

とスピーカーから悩ましいボイスが‥‥

突然流れた大人な映像に晴樹は慌ててチャンネルを変えた。

やっとまともな一般番組に辿りつき安堵しながら画面を見ていると‥


外人さんの、えらい熱烈なラブシーンがアップで映る。

丁度、土曜洋画の盛り上がりのシーンのようだった。
しょうがないので黙ってそれを見たがエロビよりもはっきり言ってなまめかしい。

晴樹は画面のまったりとしたディープなキスシーンに困惑しながら苗に目をやると、苗は画面に食い付くように見入っている‥


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