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君に熱視線゚
第14章 つながり


「ッ‥‥ナエ‥//


大丈夫か?」


晴樹は唇を触れさせたまま言葉を掛ける‥

苗の苦しそうな声が漏れると晴樹は舌を引っ込め、唇をゆっくりと何度も優しく吸い上げた‥


唇を吸う音と晴樹の荒々しい吐息が車内にこもる‥‥‥

唇が放れてしまえば1日一度っきりのキスの契約が果たされてしまう‥‥



もっと味わっていたい‥

晴樹の切なくなるほどの熱い欲望が瞳に映し出され、目の前の大好きな人を捕らえていた──



苗のふっくらとした唇を自分の熱い舌先で円を描くようになぞる‥

そして軽く唇を落とすとおでこに‥頬に‥苗の髪を撫でながら晴樹はキスを注いだ…



好きな娘とするキスがこんなにいいものだなんて知らなかった‥‥‥



何度しても飽きない‥
ずっと唇を重ねていたい‥


初めての自分の欲望の強さに晴樹自身も戸惑った。


自分で抑えが効かない‥

むやみやたらな理由をつけてでも‥‥







キスしたかった…



晴樹は苗を見つめると甘い余韻を噛み締めるように優しく抱きしめる‥‥‥






‥兄さん‥欲求不満なのかな?‥


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