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君に熱視線゚
第49章 *。゚*゚。〜おまけ〜*゚。*゚。
赤いヴァージンロードの上を涙を浮かべる満作と一緒に歩き、繋がれた親子の手は新しい家族となる旦那様へと引き継がれた。
親の手を離れた娘…
大事な宝を守る役目はたった今、晴樹に託される。
晴樹は義父から託された苗の手をしっかりと握り締めていた。
結ばれた絆がほどけないように…
互いに繋いだ手に力を込める。
二人で並んで歩くヴァージンロード──
これからも晴樹の苦労は絶えないけれど、苗が傍にいてくれるならそれさえもきっと楽しいだろうと晴樹は思う。
二人で全てを分かち合い、そして笑って居られたら…
そう考えただけで晴樹の胸は弾んでいるのだから………
*〜*〜お し ま い〜*〜*